聖書別日ごとの糧   >>   ダニエル書[2013]

2013年 03月 16日 (土)

ダニエル書1:1-21
心に定めるダニエル

1.ダニエルの決断(1-8)
 ユダはエホヤキムの治世の第三年に、ネブカデネザルの攻撃を受けました。エルサレムと宮が破壊され、多くの民たちがバビロンに連れて行かれました。ネブカデネザル王は、家門と容姿と知恵に秀でている少年たちを選んで、三年間、カルデヤ人の文学とことばを学ばせました。その目的は、後に彼らを王の補佐官として立て、彼らを通して、効果的に植民地を統治しようとするためでした。彼らの中の一人が、ダニエルでした。ダニエルは、植民地の民たちの中でも選ばれた人であり、彼の出世は保証されていました。ところが、その時ダニエルは、王の食べるごちそうや王の飲むぶどう酒で身を汚すまいと心に定めました。彼にとって、食物の問題は、信仰の問題でした。しかし王の食物を拒絶することは、彼が受けられる特権を奪われるだけではなく、いのちの危険にさらされるかも知れないことでした。しかし彼は神様の民としての純潔を守るために、はっきりとした決断をしました。
2.ダニエルの勝利(9-21)
 ダニエルは宦官の長のはからいによって、ためしに十日の間、野菜と水だけで過ごしました。ところが彼は、王のごちそうを食べた少年たちよりも、良い顔色をしていました。それだけではなく、神様は彼に、知恵と、あらゆる文学を悟る力と知恵をお与えになりました。神様は、ご自分に頼って信仰の純潔を守る人を祝福してくださいます。

祈り:主よ!私が快楽主義と物質主義の時代に押し流されずに、信仰の純潔を守ることができるように、祈ります。

一言:信仰の決断


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