聖書別日ごとの糧   >>   ダニエル書[2013]

2013年 03月 19日 (火)

ダニエル3:1-18
シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの信仰

1.偶像を拝まなかった三人の友だち(1-12)
 ネブカデネザル王が巨大な金の偶像を造り、全ての高官たちを落成式に出席させました。彼は全ての首長と高官たちに、「もろもろの楽器の音を聞くときは、ひれ伏して、金の像を拝め。」と命じました。「ひれ伏して拝まない者はだれでも、ただちに火の燃える炉の中に投げ込まれる。」と警告しました。全ての人々が王の権力に屈伏して、ひれ伏して、金の像を拝みました。しかし拝まない人々がいましたが、彼らはダニエルの三人の友だちでした。彼らは、王よりも神様を恐れ、偶像崇拝の罪を犯しませんでした。しかし、それによって、彼らは命の危険にさらされるようになりました。
2.信仰によって決断した三人の友だち(13-18)
 王は怒りたけり、ダニエルの三人の友だちであるシャデラク、メシャク、アベデ・ネゴを連れて来いと命じました。彼は、彼らに、「もう一度チャンスを与えるが、もし、今度も拝まないなら、あなたがたはただちに火の燃える炉の中に投げ込まれる。」と威嚇しました。しかし彼らは少しもひるみませんでした。彼らは、「私たちの仕える神様が、火の燃える炉から私たちを救い出すことができます。私たちを王の手から救い出します。」と大胆に答えました。「もしそうでなくても、王の神々に仕えず、王が立てた金の像を拝むこともしません。」と、はっきりと言いました。彼らは神様の聖なる主権を絶対的に信じ、生きるにしても死ぬにしても、ただ、神様にだけ仕えると、決断しました。

祈り:主よ!私がどんな状況の前でも、主にだけ仕えます。

一言:もしそうでなくても



2013年 03月 20日 (水)

ダニエル3:19-30
信じる者たちと共におられる神様

1.火の燃える炉の中でも、共におられる神様(19-27)
 ダニエルの三人の友だちは、最後まで、金の像の前にひれ伏すことを拒みました。王は怒りに満ち、炉を普通よりも七倍熱くし、彼らをその中に投げ込めと命じました。ダニエルの三人の友だちは、縛られたまま、火の燃える炉の中に投げ込まれました。ところが、驚くべきことに、火の中に投げ込まれたのは三人でしたが、火の中には四人の者が歩いていました。彼らはなわを解かれ、何の害も受けませんでしたが、第四の者の姿は神様の子のようでした。神様が天の御使いを遣わされ、彼らの一本の髪の毛も害することなく、保護してくださったのです。私たちが信仰を守りさえすれば、危険の時に、神様は私たちと共におられ、ひとみのように守ってくださいます。
2.ネブカデネザルの賛美をお受けになった神様(28-30)
 ネブカデネザル王は驚くべき光景を目撃してから、シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神様を賛美しました。彼の賛美に現れた神様は、神様に信頼し、生きるにしても死ぬにしても神様にだけ仕え、偶像を拝まないしもべたちを救ってくださる方です。ダニエルの三人の友だちは殉教する覚悟で、神様に仕えた時、火の中から救い出されただけではなく、王に信仰を植えることができました。信じる者には、多少の試練があります。問題は、どんな姿勢で対処するのかに、あります。どんなことがあっても、神様にだけ仕えようとチャレンジする時、神様が勝利をくださいます。

祈り:主よ!危険の時に、私と共におられたことを感謝します。私が主にだけ仕える者になるように、助けてください。

一言:私と共におられる神様


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