聖書別日ごとの糧   >>   ダニエル書[2013]

2013年 04月 06日 (土)

ダニエル9:1-27
ダニエルの悔い改めの祈り

1.ダニエルの悔い改め、断食の祈り(1-19)
 ダリヨス王の治世の第一年に、ダニエルは神様の御言葉を読んでいて、預言者エレミヤが預言した期間が近づいて来ていることを知りました。それは、「エルサレムの荒廃が終わるまでの年数が七十年である」ことでした。ダニエルは、この預言がそのまま成就するように、神様に進み出て、断食し、悔い改めの祈りをささげました。彼は、イスラエルの民が神様の御怒りを受けたのは、神様の御言葉に聞き従わず、自分勝手に悪を行なったからだ、と認めました(10)。イスラエルの民は、神様の正義のさばきを受け、ばらばらに散らされ、そしりを受けるようになりました(16)。ダニエルは、イスラエルの罪を認めた後、神様の大いなる憐れみに頼り、切実に祈りました。彼は、「神様がイスラエルの全ての罪を赦され、主の御顔の光を、荒れ果てた聖所に輝かせてください」と祈りました(17)。ダニエルの祈りは、大祭司の祈りでした。彼は民たちを代表して、神様の御前で全ての罪を認め、憐れみを求める祈りをしました。神様は、このような祈りを喜ばれ、すぐに答えてくださいます。
2.七十週の幻(20-27)
 ダニエルが祈りに力を入れていた時、御使いガブリエルが現れて、神様の御旨を伝えました。神様は、神様の民の主権回復と聖なる宮の増築のために、七十週の期間を、お定めになりました。神様は、ご自分の計画通りに、世の歴史を主管しておられます。

祈り:主よ!ダニエルの大祭司の祈りがすぐに答えられたことに感謝します。私も、この国の罪の問題のために、主に出て行き祈ります。

一言:私たちが罪を犯し、悪を行なった


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