聖書別日ごとの糧   >>   ダニエル書[2013]

2013年 04月 07日 (日)

ダニエル10:1-21
キリストの栄光ある御姿

1.亜麻布の衣を着た人(1-9)
 クロス王の第三年に、ダニエルが三週間の間、食物を節制して祈っていた時、一つの幻が現れました。ひとりの人がいて、亜麻布の衣を着て、腰にはウファズの金の帯を締め、そのからだは緑柱石のようであり、その顔はいなずまのようであり、その目は燃えるたいまつのようでした。また、その腕と足は、みがきあげた青銅のようで、そのことばの声は群衆の声のようでした(6)。これは、キリストの栄光ある御姿でした。
2.祈りの答えと激励(10-21)
 ダニエルがこの幻を見た時、力が抜け、意識を失っていましたが、一つの手が彼に触れ、立たせました。そして、どのようにして、彼の祈りが答えられたのかを、知らせました。彼が祈った最初の日から、神様が祈りを聞かれ、すぐに御使いを遣わして、答えようとされました。ところが、二十一日間、ベルシヤの守護神が御使いを邪魔し、来ることができませんでした(13)。しかし御使いの長ミカエルの助けによって、結局は、ダニエルの所に来ました。御使いはダニエルに、終わりの日に起こることと知らせるために、来ました(14)。御使いの話を聞いた時、ダニエルの体から力が抜け、放心状態になってしまいましたが、人の姿をとった者が彼を強くしてくださいました。神様はダニエルの祈りを聞かれ、栄光あるキリストの御姿を見せてくださり、世の終わりの幻も見せてくださいました。ダニエルは切に祈ることによって、神様の大いなる御旨を悟るようになりました。

祈り:主よ!キリストが世の歴史の主管者であることを信じます。私がダニエルのように、祈りが聞かれるまで、祈り続けられるように、助けてください。

一言:キリストは栄光ある方


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