聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2010]

2010年 05月 03日 (月)

ホセア書2:1-23
わたしはあなたと永遠に契りを結ぶ

Ⅰ.恋人たちのあとを追って行っても(1-13)
 イスラエルは、ゴメルがホセアを捨て恋人の後を追って行ったように、バアルについて行きました。神様が彼らに穀物と新しいぶどう酒と油をお与えになりましたが、それを知りませんでした。彼らは神様がくださった銀と金をむしろバアルにささげました。神様はこのような彼らを裸にしてはずかしめ、のどの渇きによって死ぬようにすると警告されました。バアルの後を追って行く彼らの道をいばらと石垣でふさぎ、彼らが誇っていたぶどうの木といちじくの木を荒れすたらせ、これを林にされます。彼らが恋人の後を追って行っても、追いつくことができず、見つけ出すことはありません。その時ようやく初めの夫である神様に戻るようになり、神様の中での生活が今よりもしあわせであることを悟るようになります(7)。
Ⅱ.わたしはあなたと永遠に契りを結ぶ(14-23)
 イスラエルは遊女のように去って行きましたが、神様は彼らに訪ねて来られ、やさしく語られます(説得)。彼らが悔い改めて戻るなら、エジプトから上って来たときのように祝福され、その地から弓と剣を絶やし、戦争をなくし、安らかに休ませます。何よりも神様は彼らと永遠に契りを結ばれます(19)。「契りを結ぶ」とは、イスラエルを淫行で汚れた女とは考えずに、純粋な処女として認めるという意味であり、美しい新婦として受け入れるという意味です。彼らは神様を「私の夫」と呼び、もう「私のバアル」と呼びません。イスラエルに向けられた神様の望みと愛は大きく驚くべきものです。

祈り:主よ!遊女のような私を新婦にしてくださり、本当の夫になってくださり感謝します。この主だけを愛し、仕え、生きていきます。

一言:私の夫、私の神


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