聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2010]

2010年 05月 04日 (火)

ホセア書3:1-5
主が愛しておられる

Ⅰ.姦通している女を愛せよ(1-3)
 イスラエルはほかの神々に仕え、干しぶどうの菓子を愛しています。「干しぶどうの菓子を愛する」とは肉体的で感覚的な偶像崇拝を象徴します。全ての愛を注ぐべき妻が他の男と姦通すれば、夫は憤りと嫉妬心によって妻を捨てるしかありません。しかし神様は姦通している女のようなイスラエルを愛されます。神様はその愛を現されるために、ホセアに、「姦通している女を愛せよ」と言われました。ゴメルは夫に愛されていながらも、その愛を裏切ったまま、ほかの男のところに行きました。このような女を赦し、愛し、妻として迎えるのは不可能なことのように思えます。しかしホセアは銀十五シェケルと大麦一ホメル半で彼女を買い取りました。彼女はこれからは姦通してはならず、他の男の後について行ってはならず、純潔な生活をしなければなりません。これは、神様が私たちを罪から救うために、ひとり子イエス・キリストを代価として支払ってくださったことを象徴します。私たちはこれ以上世の快楽に従ってはならず、ただ神様だけに仕えるきよい生活をしなければなりません。
Ⅱ.その恵みに来よう(4,5)
 イスラエルは長い間、王もなく、宗教儀式もないまま、過ごすようになります。その後、彼らは帰って来て、彼らの王ダビデを尋ね求め、終わりの日には、おののきながら主とその恵みに来るようになります。神様は罪人をお見捨てにならず、最後まで恵みを施されます。

祈り:主よ!姦通した女のような私のために、イエス様を代価として支払われ、救ってくださったことを感謝します。今から純潔な生活をします。

一言:贖いの愛


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