聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2010]

2010年 05月 07日 (金)

ホセア書6:1-11
主に立ち返ろう

Ⅰ.主に立ち返ろう(1-3)
 ホセアは罪によって傷だらけになった民たちに訴えます。「さあ、主に立ち返ろう。主は私たちを引き裂いたが、また、いやし、私たちを打ったが、また、包んでくださるからだ。」(1)。神様は私たちを引き裂かれましたが、また、いやしてくださり、私たちを打たれましたが、主に立ち返ると、また、包んでくださいます。神様は私たちを生き返らせ、立ち上がらせてくださる方です。人々が罪によって苦痛を受けながらも、神様に立ち返ることができないのは、この神様を知らないからです。それで私たちは主を知らなければなりません。
神様は暁の光のように、確かに現われ、地を潤う後の雨のように、私たちのところに来られます(3)。私たちは人生の中で傷ついた時、主に立ち返らなければなりません。神様は、私たちを癒し、回復してくださる方です。
Ⅱ.わたしは誠実を喜ぶ(4-11)
 ユダは神様に立ち返るようでしたが、実はそうではありませんでした。彼らの誠実は朝もやのようであり、消え去る露のように、一時的なものでした。「誠実」は神様に対する愛であり、隣人に対する愛です。神様はこのような彼らを悟らせます。「わたしは誠実を喜ぶが、いけにえは喜ばない。全焼のいけにえより、むしろ神を知ることを喜ぶ。」(6)。神様と隣人に向けられた本当の愛なしに、偽善的な信仰生活をするなら、それは神様の前では忌み嫌うべきものに他なりません。

祈り:主よ!引き裂かれ、傷ついたこの罪人を包んでくださり感謝します。罪によって傷ついたたましいが主に立ち返るように助けてください。

一言:主に立ち返ろう


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