聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2010]

2010年 05月 08日 (土)

ホセア書7:1-16
生焼けのパン菓子

Ⅰ.燃えるかまど(1-7)
 神様はイスラエルをいやそうとされるので、彼らの罪を現われにされました。彼らは偽りを行ない、盗人が押し入り、外では略奪隊が襲いました。民たちは指導者にへつらい、悪を行なって欲望を満たしました。また再び姦通しました。彼らの罪は繰り返されました。そのような彼らはパンを焼く者によって熱く燃えるかまどのように淫乱であり、汚れた欲望で燃える火のようでした(4)。パン焼きが夜にかまどを準備して朝になるとくすぶるように、彼らは夜通し悪をたくらみ、朝には王を倒しました。彼らは罪の熱を冷ましませんでした。
Ⅱ.生焼きのパン菓子(8-16)
 彼らは国々の民の中に入り混じりました。彼らは神様なしに、よく食べ、豊かに生活する他国人をうらやましく思いました。彼らは外国の罪深い文化を受け入れました。その結果、彼らは神様にも仕え、外国の神々にも仕え、混合主義に陥りました。彼らは生焼けのパン菓子のようになりました(8)。「生焼けのパン菓子」は片面は黒くこげ、反対側はよく火が通っていない状態です。これは外側と内側が違うイスラエルの霊的な状態を話してくれます。彼らは信者のようでもあり、世の人々のようでもある曖昧な生活をしていました。彼らは敬虔な姿はありましたが、敬虔の力はありませんでした。神様はこのような彼らを国々の民を通して、懲らしめられました。しかし彼らは悔い改めず、愚かな鳩がえさだけを見て、網の中を飛んで行くように、強大国に逃げて行きました。

祈り:主よ!私を混合主義の時代から救ってくださり、内面を純粋なものにしてくださり感謝します。純粋な福音信仰を守ることができるように助けてください。

一言:純粋な福音信仰を守ろう


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