聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2010]

2010年 05月 09日 (日)

ホセア書8:1-14
わたしの契約を破り

Ⅰ.わたしの契約を破り(1-10)
 神様は、鷲がえさに向かって襲いかかるように、アッシリヤがイスラエルを突然襲い掛かるようになる、と警告されました。彼らが突然滅ぼされるのは、神様の契約を破ったからです(1)。彼らは神様の御言葉通りに生きることより、世の風潮に従って、世の価値観の通りに生きました。彼らは外国の国のように王を立て、銀と金のために子牛を造って、それを神としました。神様の契約を破り自分の欲望のまま生きた彼らは滅びるしかありませんでした。彼らは風を蒔いて、つむじ風を刈り取り、麦には穂が出ません。麦粉も作れず、たといできても、他国人がこれを食い尽くします。御言葉の通りに生きることが祝福の道です。
Ⅱ.多くのおしえを書いても(11-14)
 神様はイスラエルのために多くのおしえを書いてくださいました。神様の御言葉には救いに至らせる知恵がありました。教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益なものがすべて秘められていました(Ⅱテモ3:15,16)。しかし彼らはこの御言葉が自分たちとは関係のないもののようにみなしました(12)。彼らは神様の御言葉を捨て、強大国エジプトに頼りました。御言葉を捨てることは、自分を造ってくださった方を忘れてしまうことと同様です。彼らはあまりにも世を愛したため、自分の造り主を忘れてしまいました。神様も彼らを忘れてしまわれるので、彼らは再び奴隷に転落します。

祈り:主よ!私が世の風潮と肉体の本性のまま生きるこの時代で、神様の御言葉をつかんで、生きるように助けてください。

一言:契約を守ること、祝福の道


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