聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2010]

2010年 05月 11日 (火)

ホセア書10:1-15
今が主を求める時だ

Ⅰ.二心(1-11)
 イスラエルは神様の祝福によって実を結ぶぶどうの木のようでした。しかし彼らは豊かになるに従って、多くの祭壇を作りました。彼らは外側は神様に仕えているようでしたが、実は神様を恐れず、神様が王になられることと、力も否定しました。彼らはみずから王になり、偶像に仕え、自分勝手に生きました。彼らは内と外が違い、二心を持っていました(2)。しかし神様はそのような彼らの罪を知っておられ、さばかれます。麦打ち場で踏む雌の子牛のように、安逸に生きていた所で重荷を負い、その上に人を乗せ、働く苦痛を味わうようになります。
Ⅱ.今が、(12-15)
 神様は彼らに悔い改めを促されます。「あなたがたは正義の種を蒔き、誠実の実を刈り入れよ。あなたがたは耕地を開拓せよ。今が、主を求める時だ。ついに、主は来て、正義をあなたがたに注がれる。」(12)。今が二心を捨てて、主を求める時です。今が罪の中に放置して置いた心を耕す時です。今主に出て行けば、主が正義を雨のように降らせ、罪の赦しの恵みを注いでくださいます。神様は私たちが帰って来ることを待っておられます。しかしいつまでも待っておられるわけではありません。今心の門を開いて、神様を求めなければなりません。明日では遅すぎます。

祈り:主よ!今私が罪で荒れ果てた心を開拓し、主に出て行きます。神様の正義を豊かに注いでください。

一言:今が、神様を求める時だ


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