聖書別日ごとの糧   >>   ホセア書[2010]

2010年 05月 13日 (木)

ホセア書12:1-14
絶えずあなたの神を待ち望め

Ⅰ.神様を待ち望め(1-6)
 イスラエルは神様よりも周辺の強大国に依存しました。彼らは東風のような虚しい物を追い求め、まやかしと暴虐とを増し加えていました。神様はこのような彼らをその行ないに従って、罰せようとされました。ホセアは虚しい物に頼っていましたが、神様に立ち帰ったヤコブを証しすることで、悔い改めを促します。ヤコブは自分の欲望を満たすために人に頼り、財産に頼りました。しかしそれがどれだけ虚しいものであるのかを悟り、神様に出て行きました。神様は夜が明けるまで泣きながら格闘するヤコブに会ってくださいました。この神様は恵みの神様です。イスラエルはこの神様に立ち返り、誠実と公義とを守り、絶えず神様を待ち望む生活をしなければなりません(6)。
Ⅱ.わたしは、あなたの神、主である(7-14)
 イスラエルはカナン人(商人)のように欺きのはかりを持ち、財産を得ました。そうしながらも彼らは正しいと主張しました。神様はこのような彼らの高ぶりをさばかれ、再び荒野生活をさせると警告されます。神様は、彼らが荒野生活での苦難を考えながら立ち返ることを願われました。彼らが荒野での生活の時から、彼らの神様になってくださったことを思い起こすように助けられました。「わたしは、エジプトの国にいたときから、あなたの神、主である。」(9)。また多くの預言者たちを通して、ビジョンをくださり、御言葉で悟らせ、導いてくださったその神様を仰ぎ見るように助けられました。ここに救いがあります。

祈り:主よ!私が人に頼り、人間の知恵で生きません。初めから私の神様になられた主を、絶えず待ち望むように助けてください。

一言:絶えず主を待ち望め


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