聖書別日ごとの糧   >>   アモス書[2006]

2006年 04月 19日 (水)

アモス書2:4-16
わたしはあなたがたを押えつける


Ⅰ.主の教えを捨てました(4-5)

 神様はユダの民に御言葉をお与えになったことで、他の民と区別された聖なる民であり、祭司の王国として立てられました。しかし彼らは主の教えを捨て、まやかしに従いました。神様のさばきは神様の御言葉を捨てることから始まります。

Ⅱ.神様の聖なる名を汚しました(6-8)

 イスラエルは神様の民としてきよい生活をしなければなりませんでした。しかし彼らは淫乱でした。父と子が同じ女のところに通いました(7)。彼らは自分を汚しただけではなく、神様の聖なる名までも汚しました。性道徳は全ての道徳の状態を測る試金石です。性道徳が破壊されれば、神様のさばきが臨むようになります。

Ⅲ.救いの恵みを忘れてしまいました(9-16)

 神様はイスラエルをエジプトの地から救ってくださり、荒野の中で四十年間も彼らを導かれました。大きくて強いアモリ人たちを追い出し、その地を所有地としてくださいました。特に彼らの中で霊的な指導者を立ててくださいました。しかし彼らはこの全ての恵みを忘れてしまいました。神様は彼らがもう一度救いの恵みを思い起こすように訴えられます。「イスラエルの子らよ。そうではなかったのか。」(11)。神様の訴えにも関わらず、悔い改めなければ、彼らに残るものはさばきだけです。彼らをさばかれますが、束を満載した車が押さえつけるように、彼らをおさえつけるのです(13)。


祈り:主よ!私が神様の御言葉を慕い求め、きよい生活をし、救いの恵みを忘れないように助けてください。

一言:救いの恵みを忘れるな


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