聖書別日ごとの糧   >>   アモス書[2006]

2006年 04月 20日 (木)

アモス書3:1-15
あなたがただけを選び出した


Ⅰ.あなたがたのすべての咎をあなたがたに報いる(1-8)

 イスラエルは全ての民族の中で、特別に選ばれた民です。彼らだけが神様に知られる存在でした。神様は彼らを救いの御業の選民として立てられ、特別な関心を持って顧みてくださいました。しかしイスラエルはこのようなすべての恵みを裏切りました。彼らは、神様に選び出されたのでどんな罪を犯しても神様が彼らの罪を全て赦してくださるだろう、と考えました。しかし実は、彼らが選ばれたため、罪を犯した時、さらに重い罰を受けるようになります。神様はきよく、正しい方なので、必ず罪をさばかれます。神様のさばきの前では、誰でも公平です。罪を犯しても、「私は特別なのだから、赦してくれるだろう」という過った考えは捨てるべきなのです。

Ⅱ.ベテルの祭壇を罰する(9-15)

 北イスラエルの民はベテルの祭壇を作って置いて、自分勝手に神様に仕えました。「ベテル」はヤコブの時代からイスラエルの信仰の中心地でした。ところがここが偶像崇拝の中心地になってしまいました。彼らは、どんな罪を犯してもベテルの祭壇に出て行けば赦しを受けることができる、と思っていました。神様は彼らが誇っている象牙の家々も破壊されます。人が罪を犯して悔い改めない時、彼がどんな偶像に仕えていても、神様のさばきを避けることができません。


祈り:聖なる神様!主が私を特別に選び出してくださり、恵みを施してくださったことを感謝します。しかし私が罪を軽々しく考えずに、神様を軽んじていた罪を悔い改めます。

一言:神様は軽んじられる方ではない


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