聖書別日ごとの糧   >>   アモス書[2006]

2006年 04月 21日 (金)

アモス書4:1-13
あなたはあなたの神に会う備えをせよ


Ⅰ.快楽的な生活を悔い改めなければならない(1-5)

 「バシャンの雌牛ども」は奢りと放蕩に落ちた金持ちや権力者たちの妻たちを指します。彼女たちは共同体の一員である貧しい人たちを助けずに、むしろしいたげ虐待しました。それだけではなく、彼女たちは妻や母親としての本分を失ってしまい酒に酔っていました。自分の主人たちに、「何か持って来て、飲ませよ。」と言うぐらいに、快楽に落ちていました(1)。女たちがこのように肉体的な生活をすれば、男たちは自然に病むしかなく、ついには世の中の全てが病んでしまいます。神様はこのような世の中をさばくしかありません。

Ⅱ.神様に立ち返らなければなりません(6-13)

 神様は聖なる方です。また天地万物を創造された全能なる方です。大きく恐れるべき万軍の主、神様です。この神様に会うためには道徳的に放蕩した生活を悔い改めなければなりません。更に進んで、自己中心的な考えと生活を捨てて、神様中心の考えと生活に戻らなければなりません。神様は、ききんと立ち枯れと疫病と戦争など、多くの災いを下されることで、彼らを警告されました。しかしイスラエルは全ての災いが偶然のものだと考え、悔い改めませんでした。神様は私たち人間を長い間耐え忍ばれ、誰一人滅びることなく、全て救いに至ることを願われます(Ⅱペテ3:9)。私たちがどんな罪の中にあっても、立ち返りさえすれば、神様は全ての罪を赦し、受け入れてくださいます。


祈り:主よ!私が主の警告を恐れおののく心で受け入れ、永遠の救いに至るように助けてください。

一言:主に立ち返ろう


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