聖書別日ごとの糧   >>   アモス書[2006]

2006年 04月 22日 (土)

アモス書5:1-27
わたしを求めて生きよ。


Ⅰ.わたしを求めよ(4,6)

 イスラエルはさばきの危機に処せられました。アモスが彼らに突然破滅が臨むことを悲しみ、哀歌を作って歌いました。しかし彼らはとがめる者を憎み、正直な言葉を話す者を嫌いました。彼らは正しい人を虐待し、公然と賄賂をもらいました。知恵ある者は黙り、愚かな者が前に出て来ました。何よりも彼らは神様をあなどり、ベテルにだけ訪ねて行きました。ベテルは偶像崇拝の根拠地でした。彼らはさばきを受ける危機の時に神様に行かずに、偶像崇拝に落ちました。彼らが生きる道はベテルに向かう途中で引き返し、いのちの泉であり救いの源である主を求めることです。金銭と快楽と権力が、あたかも人を救うかのように誘惑します。しかしただ神様を求める者だけがいのちを得ます。主を求めることが私が生きる道であり、我が民族が生きる道なのです。

Ⅱ.善を求めよ(14,15)

 アモスはイスラエルの民に「善を求めよ。」と叫びます。「善を求めよ」とは神様を求め、その方の御旨に従うことです。私たちが積極的に善を求める時にだけ、悪から抜け出すことができるのです。そのためには毎日御言葉を黙想し、神様の善を分別しなければなりません。価値観がゆがんだ時代に、善を求める生活はやさしいことではありません。しかしこの道こそが神様のさばきから逃れ、生きる道です。


祈り:主よ!私がこの悪い時代と妥協せずに神様を求め、善を求めるように助けてください。

一言:主を求めよ


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