聖書別日ごとの糧   >>   アモス書[2006]

2006年 04月 23日 (日)

アモス書6:1-14
安逸と傲慢を打たれる神様


Ⅰ.彼らは安逸な生活をしていました(1-6)

 1節で、「シオンで安らかに住んでいる者」は南ユダの指導者を指し、「サマリヤの山に信頼している者」とは北イスラエルの指導者を指します。霊的な指導者は時代を見分け、神様の御旨を顧みる霊的な洞察力がなければなりませ。霊的な洞察力がなければ、民たちを真理の中に導くことができず、神様の栄光を覆ってしまいます。ところが当時ユダとイスラエルの指導者たちは霊的な洞察力を失っていました。彼らは豊かな物のために安逸と快楽に落ちました。神様はこのような彼らに周辺の国家を滅ぼすことで、さばきに対する警鐘を鳴らしましたが、彼らは安逸にだけ落ち、食べることをむさぼり、快楽を愛しました。安逸は罪の温床です。神様は安逸を嫌われます。

Ⅱ.彼らは傲慢でした(13)

 当時ヤロブアム王は世の中ではすばらしい指導者でした。彼はレボ・ハマテからアラバの川筋まで領土を拡張しました。彼は自分の力でこれだけ成長したという自慢に落ちていました。自慢は彼を傲慢にしました。彼は危機の日にも神様に頼ることより軍隊の力や経済的な富に頼ろうとしました。しかし神様はまさに彼が頼るもので打とうとされました。神様は謙遜な者は高めますが、傲慢な者は必ず低くされます。


祈り:主よ!私が安逸と傲慢を悔い改めて熱心に働き、謙遜に主の栄光をささげるように助けてください。

一言:最も恐ろしい敵は安逸と傲慢


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