聖書別日ごとの糧   >>   ハバクク書[2019]

2019年 10月 26日 (土)

ハバクク書3:1-19(18)
主にあって喜び勇もう

 ハバククは復興を願い、神様がどんな方であり、どのように働かれるのかを証します。神様がこの世に現れると、その栄光が天をおおい、その賛美は地に満ちます。その方は公正な方、威光ある方で、不義を行う者を裁かれます。神様は色々な姿で働かれます。ある時には将軍のように馬に乗り、また、救いの戦車に乗って来られます。戦士たちの頭に矢を刺し通します。また、神様は地を裂いて川々とされます。ある時には、馬で海を踏みつけ、大水に泡を立たせられます。主の矢の光によって、太陽と月はその住みかにとどまります。神様は御怒りを燃やされ、悪人の地と国々を踏みつけられ、悪人のかしらに審判を下されますが、同時に、選ばれた民たちを救います。(8,13)
 ハバククは恐ろしい審判を行われる神様を仰ぎ見ながら、はらわたがわななくほど怖がって震えました。しかし、彼は、攻める民に襲いかかる悩みの日を、静かに待ちます。その日に敵が攻めて来て、植物と畑を踏み荒らし、羊と牛の群れを略奪していきます。それでいのちを維持するための食糧も絶たれるでしょう。そうであっても、ハバククは神様に全幅の信頼を寄せ、神様だけで満足し、喜びます。なぜなら、神様は全ての艱難の中で自分の民を救い出して下さる主であることを信じるからです。それだけではなく、神様かハバククの力と能力になって下さり、彼がどこに行っても、雌鹿のように高い所を力強く、跳ね上がる生命力を与えて下さることを確信したからです。


適用:艱難の日を恐れていますか

一言:救いの神様にあって喜び勇み


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