聖書別日ごとの糧   >>   マラキ書[2007]

2007年 02月 25日 (日)

マラキ2:1-9
祭司たちに対する警告

Ⅰ.神様を恐れない祭司たち(1-3)
 神様はレビ人たちを特別に区別して、祭司としてお立てになり、神様の家で仕えるようにされました。祭司の本分は神様を恐れることです。「神様を恐れる」とは神様の生きておられることと、聖なることを心の底から認め、神様の御言葉に聞き従って正しく生きることです。祭司たちがまず神様を恐れれば、民たちも神様を恐れるようになり、民の罪に対して怒り咎めることができます。ところがイスラエルでは祭司たちが神様を恐れませんでした。
Ⅱ.契約を蔑んだ祭司たち(4-9)
 神様は祭司たちの先祖であるレビと契約を立て、レビは契約を守りました。レビは神様の律法を愛して、その口には真理の教えがあり、多くの人を立ち返らせ、罪から離れさせました(6)。祭司の口が知識を守る時、人々がその口から教えを求めるようになります(7)。しかし今日の御言葉に出て来る祭司たちは神様の律法を蔑みました。彼らはレビの契約を廃しました。祭司たちが制度から抜け出したために、多くの人々も神様の律法から離れました。神様はそのような祭司たちをさげすまれ、軽んじられる者にされました。一般の民たちよりも祭司たちがもっと御言葉を愛さなければなりません。

祈り:主よ!私のような者を特別に世と区別され、祭司として立ててくださり感謝します。この時代の霊的指導者たちがさらに熱心に神様を恐れ、御言葉を愛することができるようにしてください。

一言:祭司の職務



2007年 02月 26日 (月)

マラキ2:10-17
真実ではないユダ

Ⅰ.神様の御言葉に真実ではない(10-13)
 全てのユダの民はひとりの父なる神様を持ち、唯一の神様から創造されたことで、一つの兄弟のように互いに愛し、助けなければなりませんでした。ところが彼らは同じユダの民をだまし、奪い、偽りを言いました。互いに競争し、争い、互いの約束を守りませんでした。神様の約束を汚しました。ひどくなると彼らは異邦人の女と結婚し、神様の御言葉を破りました。神様はこのような彼らをヤコブの天幕から断たれます。神様は彼らのあやまちを顧みてくださらず、彼らを手から受け取ることもされません。神様の民は変わらない人、真実な人にならなければなりません。
Ⅱ.妻に対して真実ではない(14-17)
 男と女が結婚する時、どんなことがあっても変わらないと互いに約束をします。その約束に対して神様が証人となられます。特に、神様は一人の妻だけをくださいましたが、これは敬虔な子どもを得ようとするためです。ところがユダは自分の妻に真実ではありませんでした。妻を虐待し、離婚しました。妻を嫌い、ほかの女を愛しました。神様は、離婚することと虐待することを嫌い、必ずさばかれます。罪を犯す者は「さばきの神はどこにいるのか。」と言いますが、神様は真実ではない人を必ずさばかれます。

祈り:主よ!私が正義の神様の前で真実を学び、御言葉と妻に対して真実でありますように。

一言:真実でありなさい


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