聖書別日ごとの糧   >>   マルコ[2006]

2006年 08月 02日 (水)

マルコ16:1-20
すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。


Ⅰ.よみがえられたイエス様(1-8)

 三人の女性が安息日が終わって最初の日、すなわち主日の早朝、イエス様の死体に油を塗るために墓に行きました。ところがイエス様の墓に行って見ると、墓をふさいでいた石が転がしてあり、墓は空になっていました。その時天の御使いが現れて驚くべき知らせを告げました。「あの方はよみがえられました。ここにはおられません。」(6)。「あの方はよみがえられました。」これは人類の歴史上、もっとも驚くべき喜びの知らせです。イエス様の復活の力で私たちは生まれ変わり、神様の子どもになり、神様の御国に対する生ける望みを持つようになりました(Ⅰペテ1:3)。

Ⅱ.世界宣教使命をお与えになったイエス様(9-20)

 よみがえられたイエス様は、まずマグダラのマリヤに現れました。そして後に二人の弟子に現れました。その後、十一人の弟子たちが食事をしている時、現れました。イエス様は、まだイエス様の復活を信じることができない彼らにみずからよみがえられた御姿を現され、彼らの不信とかたくなな心をお責めになりました(14)。

 イエス様の復活は福音の核心です。イエス様の復活は、イエス様が私たちのキリストであるという最も確実な証しです。イエス様の復活は私たちにとって救いの力になります。この福音は絶対的なものです。信じてバプテスマを受ける者は救われ、信じない者は罪に定められます。それでイエス様は弟子たちに世界宣教を命じられます。「全世界に出て行き、すべての造られた者に、福音を宣べ伝えなさい。」(15)。


祈り:主は死を打ち破りよみがえられたキリストです。私がどんな形であっても、この福音を世界の人々に宣べ伝えることができるように助けてください。

一言:世界の人々に福音を宣べ伝えなさい


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