聖書別日ごとの糧   >>   ルカ[2016]

2016年 09月 30日 (金)

ルカ4:1-13
人はパンだけで生きるのではない

イエス様は「人はパンだけで生きるのではない」と答え、悪魔の誘惑を退けられました。どんな極限状況においても、供給者であられる神様を信じ、ご自分のミッションに集中されました。現代社会では、人々は物の豊かさに幸せがあると考え、追いかけています。しかし、人間の幸せと命は物の豊かさよりも、神様から来るものです。経済難があると、悪魔は神様から離れさせパン作りに専念するようにささやきます。そんな時こそ、私たちはイエス様のように神様を信じ、まっすぐ使命の道を歩いて行かなければなりません。過度な欲は捨てて神様のこと、使命を優先すべきです。
悪魔はまたたくまに世界の全ての国々を見せ、自分を拝むなら与えると誘惑しました。しかし、イエス様はそれをきっぱりと退け、主を拝み、主にだけ仕えようと方向をつかみました。悪魔はイエス様を連れてエルサレムの神殿の頂きに立たせて、神の子ならここから飛び降りろと言いました。悪魔は巧みに御言葉を引用しながら神様の愛を試みようとしました。しかし、イエス様は「あなたの神である主を試みてはならない」と断固として悪魔の誘惑を退けられました。

適用:パンの誘惑がありますか?

一言:パンだけで生きるのではない



2016年 11月 17日 (木)

ルカ4:14-30
捕らわれ人には赦免を

イエス様の御言葉は、聞く人々が驚くほど権威と恵みに満ちていました。ところが、ナザレの人々はイエス様がヨセフの子であるという理由で、キリストとして受け入れませんでした。彼らはイエス様を受け入れず、代わりにしるしを求めました。彼らがしるしを求めたのは不信仰のためでした。過去にもイスラエル人は先入観と不信仰のためにイスラエルの預言者たちを無視したので主の恵みを受けることができませんでした。むしろ先入観のない異邦人たちのほうが、主のしもべたちを尊重して恵みを受けました。イエス様の御言葉を聞いたナザレの人々は悔い改めず、自分たちの先祖を無視し、異邦人をほめるイエス様に対してひどく怒り、イエス様を殺そうとしました。

適用 : 罪のとりこになっていますか?

一言 : 自由を与えてくださるイエス様



2016年 11月 18日 (金)

ルカ4:31-44
そのために遣わされたのですから

イエス様が会堂を出て、シモンの家に入られると、シモンのしゅうとめが、ひどい熱で苦しんでいました。人々は彼女のためにイエス様にお願いしました。イエス様が熱をしかりつけられると、熱はひきました。イエス様はいろいろな病気で弱っている者を癒し、悪霊を追い出してくださいました。朝になって、イエス様は寂しい所に出て行かれました。群衆は、イエス様が自分たちから離れて行かないよう引き止めておこうとしました。しかしイエス様は、ほかの町々にも、どうしてでも神の国の福音を宣べ伝えなければならないと言われました。イエス様は、そのために遣わされたと言われました。
悪霊といろいろな病気が人々を治めています。イエス様はそのような人々に神様の国を広げようと尽力しました。神の国とは、神様の統治を受ける領域です。究極的な神の国は最後の日に臨まれますが、現在的な神の国は今私たちの心に臨みます。神の国は福音を通じて成り立ちます。ですから、私たちは福音を宣べ伝えなければなりません。私たちが福音を宣べ伝えないと人々は悪霊に治められて苦しみます。

適用 : 苦しんでいる人々が見えますか?

一言 : 神の国の福音を宣べ伝えなければならない


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