聖書別日ごとの糧   >>   ガラテヤ[2016]

2016年 04月 18日 (月)

ガラテヤ4:8-20
再び産みの苦しみをしているパウロ

Ⅰ.なぜ幼稚な教えに逆戻りしたのですか(8-11)
 彼らは、過去神様を知らず、本質的には悪魔の奴隷でした(8)。しかし彼らは福音を信じて神様の子どもになり、神様に知られた者になりました(9)。ところが彼らは、もう一度、無力で、無価値の幼稚な教えに逆戻りしようとしました。
 福音を受け入れた後にも、私たちは絶えず神様の御言葉の中で、成長する生活をしなければなりません。御言葉から離れ、あれこれと、形式と律法に縛られた生活をするようになると、罪の奴隷になってしまいます。
Ⅱ.再び産みの苦しみをしています(12-20)
 ガラテヤの聖徒たちは、最初使徒パウロから福音を受け入れた時、自分の目をえぐり出して与えたいと思うほど、パウロを愛し、尊敬していました(14,15)。しかし今、彼らは、律法主義者たちの熱心に惑わされて、牧者であるパウロから離れ、キリストから離れようとしました。
 それで使徒パウロは、彼らのうちにキリストが形造られるまで、再び産みの苦しみをしていました(19)。使徒パウロは彼らの本当の牧者であり、霊的な父親でした。

祈り:主よ!私が、羊たちの心の中にキリストが形造られるまで、助ける牧者になるように、助けてください。

一言:キリストが形造られるまで



2016年 04月 19日 (火)

ガラテヤ4:21-31
二つの契約

Ⅰ.律法の母ハガル
 ハガルはアブラハムの女奴隷です(22,25)。それでハガルの体から出たイシュマエルもやはり奴隷です(24,創21:10)。彼は肉によって生まれました(23)。それで彼はアブラハムを父親に持ちながらも、奴隷の身分から抜け出すことができませんでした。その生活は喜びがなく、いつも不平不満で満ちていました。それで彼は約束の子イサクをいじめました(創21:9)。
 しかし彼は根本的に、イサクと共に遺産を相続できませんでした。結局彼は荒野へと追い払われました(30)。彼はハガルの子ども、すなわちシナイ山の律法の子どもだったからです(24)。このように律法主義者たちはハガルの子孫です。
Ⅱ.恵みの母サラ
 サラはアブラハムの本妻であり、自由の女でした。イシュマエルが肉によって生まれたのなら、イサクは約束によって出た者であり(23)、御霊によって生まれた者です(29)。イサクはイシュマエルより年下です。また、迫害を受けるほど、未熟でした(創21:9)。しかし彼は祝福の子です。サラはエルサレム、すなわち私たちの母親です。私たちはイサクのように約束の子どもです。キリストの恵みを、母親によって受ける時、本当のクリスチャンの喜びを受けることができます。

祈り:主よ!私はイサクのように未熟で弱い者です。私を助けてくださり、私を縛っているものから自由にしてください。

一言:私は恵みの子どもです


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