聖書別日ごとの糧   >>   コロサイ[2005]

2005年 07月 21日 (木)

コロサイ人への手紙4:2-18
使徒パウロの同労者たち


Ⅰ.祈りを頼むパウロ(2-6)

 使徒パウロは、コロサイの聖徒たちが信仰が幼いからといって、羊として扱うだけで終わらせませんでした。彼らを福音の同労者として立て、祈りを頼みました。特に牢の中でも、伝道の門が開かれ、キリストの奥義を語ることができるように祈って欲しいと頼みました。 

 もしかしてあなたは全ての重荷を一人で担ってしまい、信仰生活を辛く感じていないでしょうか。羊たちと一緒に荷物を分けてみましょう。特に羊たちを祈りの同労者として立てましょう。

Ⅱ.多様な人を同労者としたパウロ(7-18)

 テキコはパウロと一緒にしもべになった者で、パウロの事情をよく知っていました。人々にパウロについて知らせて祈りの支援を受けるようにしました(7,8)。オネシモはピレモンの家から逃亡して来た奴隷でしたが、パウロが牢で福音によって産み、福音の同労者として立てた人です(9)。パウロは、逃亡して来て牢に入れられた者も無視せずに、よく仕えて、同労者として立てました。パウロと一緒に牢に入れられたアリスタルコ、マルコ、ユストはパウロに大きな慰めとなりました(10,11)。そのほかにもエパフラス、ルカ、デマス、ラオデキヤの兄弟たち、アルキポなど、数多くの同労者たちがいました(12-18)。パウロは多様な人々を同労者として立てました。同労者は自然に生じるものではありません。関心を持って仕えなければならないのです。


祈り:主よ!私が自分一人で行なわず、謙遜に同労者たちを得て心を合わせて、福音の御業に仕えることができるように助けてください。

一言:同労者は自然に生じるものではない


<<(1)    前のページ(3)    (4)>>

聖書別日ごとの糧