聖書別日ごとの糧   >>   コロサイ[2021]

2021年 02月 28日 (日)

コロサイ人への手紙4:2-18(2)
たゆみなく祈りなさい

 使徒パウロは、祈りについてコロサイの聖徒たちに語ります。たゆみなく、目を覚まして祈り、生活の中に祈りがあることを教えます。どのような状況でも、感謝の心で祈ることです。パウロは自分たちのために祈ってほしいとお願いしています。祈りは福音伝道に関する内容です。牢の中にあっても神様の助けによって、みことばのために門を開いてくださり、キリストの奥義を語れるように祈ってほしいと言います。聖徒たちのとりなしの祈りは、福音伝道の原動力になります。ですから、個人の信仰生活だけでなく、キャンパスの福音伝道の活性化のためにも、何をもってしてでも、祈りに力を注ぐべきです。

 未信者に対しては、知恵を持って行動しなければなりません。機会を十分に用いて、時間を浪費せず助けてゆきましょう。語りかけることばが、神様の恵みと愛に富むものとなるようにしましょう。適切なタイミング、適切なことばを伝え、聞く人の心に届くようにするべきです。初歩の人にたくさん教えたとして、たくさんの実がなるのではありません。知恵のある行いが、初心者を効果的に助ける方法です。

 パウロは、ティキコとオネシモをコロサイの聖徒たちに紹介します。コロサイの聖徒たちがこの二人を信頼するようにお願いしました。最後に、パウロは同労者を紹介しながら、聖徒たちにあいさつします。パウロは彼らの名前を挙げ、彼らが神の国とパウロ、聖徒たちのためにどれほど献身しているかを記します。パウロは優れた神のしもべでしたが、単独で働いていたのではありません。行く先々で、キリストにあって同労者を立てていきました。私たちも同労者を立て、ともに福音の御業に仕えてゆきましょう。



適用:伝道の前にすることは何でしょうか

一言:祈り!


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