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2015年 12月 31日 (木)

テサロニケ人ヘノ手紙第一5:12-28
すべての事について、感謝しなさい

1.感謝しなさい(12-22)
 パウロは、最後に、テサロニケ教会に、何点か教えています。彼らが肝に銘じておくべきことは何でしょうか。第一に、御言葉を教え、訓戒している牧者たちを愛し、深い尊敬を払わなければなりません。これは、彼らがこの世で最も大切な人のいのちを救っているからです。第二に、気ままな者を戒め、小心な者を励まし、弱い者を助け、すべての人に対して寛容であることです。だれも悪をもって悪に報いずに、いつも善を行なうように務めなければなりません。第三に、いつも喜び、絶えず祈り、すべての事について、感謝しなければなりません。私たちは、すぐに不平不満を漏らす悪い習慣があります。しかし、すべてのことについて、感謝することが、キリスト・イエスにあって神様が私たちの望んでおられることです(18)。第四に、御霊を消してはならず、預言をないがしろにしてはいけません。第五に、すべてのことを見分けて、悪はどんな悪でも避けなければなりません。
2.きっとそのことをしてくださいます(23-28)
 パウロは、平和の神様が聖徒たちを聖なる者としてくださるように、また、主イエス・キリストが来臨の時に、聖徒たちが責められるところのないように、と祈っています。神様が助けてくださらなければ、私たちは自分の力では聖なる者になることはできず、また、完全に守ることもできません。しかし、私たちを召してくださった神様は真実な方なので、きっとそのことをしてくださいます。

祈り:主よ!私が習慣的に不平をもらしていたことを悔い改めます。いつも喜び、すべての事に、感謝する者になるように、助けてください。

一言:感謝しなさい


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