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2021年 12月 31日 (金)

テサロニケ人への手紙第一5:16-28(18)   <年末特集2>
神様があなたがたに望んでおられること

5章前半部分では、パウロは、テサロニケ教会の聖徒たちに主の再臨について言及しています。そして、主イエス・キリストの再臨を待ち望んでいる聖徒たちがどのように生きるべきかについて述べています。今日の箇所では、いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことにおいて感謝することが、キリスト・イエスにあって神様が私たちに望んでおられることだと言っています。

私たちは、喜べることがあれば喜び、祈りたい時に祈り、感謝できることがあれば感謝する、ということをしがちです。しかし、パウロは「いつも、絶えず、すべてのことに」と言いました。どのようにして、このようなことが出来るのでしょうか。クリスチャンは、キリスト・イエスにあって生きていているので、いつも喜び、絶えず祈り、すべてのことに感謝することが出来ます。「いつも喜んでいなさい」というのは、盲目的に喜びなさいという意味ではなく、主にあって生き、主にあって考えなさいという勧めです。祈るというのは、神様に対する全き屈服です。また主との出会いです。ですから、「絶えず祈りなさい」という御言葉は、いつも神様に頼り、神様と交わりなさいという意味です。そして、すべてのことにおいて感謝しなければなりません。絶えず祈る時、私たちはすべてのことにおいて感謝することが出来ます。すべてのことにおいて感謝する時、私たちは喜ぶことが出来ます。いつも喜んでいること、絶えず祈ること、すべてのことにおいて感謝することは、クリスチャンの生活の三つの柱です。今年一年を振り返りながら、感謝課題を探して神様に感謝の祈りをささげることが出来るように祈ります。そうする時、私たちに満ち溢れる喜びが臨まれることでしょう。



適用:私たちに対して神様が望んでおられることは何でしょうか

一言:喜び、祈り、感謝


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