聖書別日ごとの糧   >>   テトス[2005]

2005年 08月 19日 (金)

テトスへの手紙2:1-15
あなたは健全な教えに


霊的な指導者は人を育てる使命を受けた者です。パウロはテトスに羊たちをどんな人に育てなければならないのか、はっきりとした方向をつかんでいます。

Ⅰ.神様のことばがそしられるようなことのないためです(1-5)

 指導者は、老人たちには、自制し、謹厳で、慎み深くし、信仰と愛と忍耐とにおいて健全であるように、と教えなければなりません(2)。また年をとった婦人たちには、神に仕えている者らしく敬虔にふるまい、悪口を言わず、大酒のとりこにならず、良いことを教える者であるように、と教えなければなりません。そうすれば彼女たちは若い婦人たちに向かって、夫を愛し、子どもを愛し、慎み深く、貞潔で、家事に励み、優しく、自分の夫に従順であるようにと、さとすことができるのです。それは神様の御言葉がそしらえるようなことのないためです(5)。

Ⅱ.神様の教えを飾るようになるためです(6-15)

 若い人々には、思慮深くあるように勧めなければなりません。そのためには、すべての点で模範となり、教えにおいては純正で、威厳を保ち、非難すべきところのない、健全なことばを用いなければなりません(7)。そうすれば敵対する人々が、私たちについて、何も悪いことが言えなくなって、恥じ入ることになるのです。また奴隷には、すべての点で自分の主人に従って、満足を与え、口答えをしないように教えなければなりません(9)。それは彼らが私たちの救い主である神の教えを飾るようになるためです(10)。 神様はイエス・キリストの贖いの血で私たちを救ってくださり、私たちをきよめてくださったのは良いわざに熱心な民にするためです(14)。それで私たちは、不敬虔とこの世の欲とを捨て、この時代にあって、慎み深く、正しく、敬虔に生活し、神様の御国に対する祝福された望みと、キリストの再臨を待ち望んで生きなければなりません(12,13)。


祈り:主よ!すべての点で神様の子どもらしく、良いことに熱心であり、神様の御言葉を現すように助けてください。

一言:神様の御言葉を現す生活


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