聖書別日ごとの糧   >>   黙示録[2013]

2013年 11月 02日 (土)

黙示録6:1-17
地に降りそそぐ、六つの患難

 今日の御言葉で、イエス様が七つの封印を解かれるたびごとに現れる災いは、終末の時に起きる神様の御業が、順を追って記録されたものです。
 第一の災いは、白い馬に乗った者の災いです(1,2)。これは、うわべは純潔なように見えますが、実際は野心のために、絶えず戦争を引き起こす、世の権力者たちによる災いを指しています。第二は、赤い馬ですが、これも、戦争の災いです(3,4)。「大きな剣が与えられた。」とは、大きな戦争によって、多くの人々が死ぬようになることを、意味します。第三の災いの黒い馬の災いは、ききんを指しています(5,6)。しかし、神様は、ききんの時にも、神様の民を保護してくださいます(6b)。第四の災いは、青ざめた馬に現れる、死の災いです(7,8)。これは、戦争とききんと疾病と獣を通して、地上の四分の一にあたる多くの人が死にます。五番目は、多くのクリスチャンたちが殉教します(9-11)。悪者たちによって、多くの殉教者が出ますが、神様は、一人のたましいでも救うために、さばきを思いとどまれます。第六の災いは、天変地位です(12-16)。
 人々は、世の中が、人間の努力と科学の発達によって、さらに住みやすくなっていると信じています。しかし、実際には、次第に多くの災いが起こっています。以前には、考えられなかった、新しい災いが起こっています。このような災いの中には、さばきを警告されるために、神様が降らせている災いがあることを、知らなければなりません。救い主であるイエス様に頼る者だけが、患難に打ち勝ち、災いを通して、罪人たちを悔い改めさせ、救おうとされる神様の御旨を知ることができます。

祈り:主よ!人類の歴史に、恐ろしい災いがあることを、前もって知らせてくださり、感謝します。私が救いの福音を熱心に伝えることを願っています。

一言:災いの時に、救いの福音を


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