聖書別日ごとの糧   >>   黙示録[2013]

2013年 11月 09日 (土)

黙示録13:1-18
二匹の獣

1.海から上って来た獣(1-10)
 使徒ヨハネは、幻の中で、二匹の獣を見ました。一匹は海から上って来て、もう一匹は地から上って来ました。海から上って来た獣は、十本の角と七つの頭とがありました。その頭には、神をけがす名がありました。その獣は、ひょうに似てどうもうで、足は熊の足のようで、口はししの口のようでした。それは、サタンの大きな力を持った者でした(1,2)。彼がすることは何でしょうか。
 第一に、人々の心を捕らえ、自分を拝ませることです(4)。第二に、口を開いて、神様を汚し、天にいる者たちを汚しました。第三に、聖徒たちと戦って勝ち、あらゆる部族、民族、国語、国民を支配します。それで、いのちの書に書きしるされていない者はみな、彼を拝むようになります(8)。
2.地から上って来た獣(11-18)
 この獣は、羊のようにおとなしく見えましたが、やることは乱暴で、醜いものでした(11)。特に、この獣は大きなしるしを行ない、人々を惑わします。火を天から地に降らせるようなしるしさえも行ないます。また、獣の像に息を吹き込んで、ものを言えるようにして人々を惑わし、偶像崇拝をさせました(15)。
 そして拝まない者をみな殺させました。悪魔がすることは、この地にいる人々を偶像崇拝者にすることです。しかし、クリスチャンは悪魔と戦って、神様にだけ仕えなければなりません。

祈り:主よ!私が、悪魔の誘惑を受けないように、してください。神様にだけ、仕えるように、してください。

一言:あなたの主である神様を礼拝しなさい


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