聖書別日ごとの糧   >>   詩篇[2021]

2021年 05月 09日 (日)

詩篇36:1-12(7)
あなたの恵みはなんと尊いことでしょう

 この詩には、主を愛する者と悪者の姿が対照的に現れています。悪者は、神様を恐れることがありません。彼らは、自分の罪が現れず、憎まれもしない、と誇ります。彼らの言葉は、不法と欺きで満ちています。寝床でも、ただ不法を謀り、良くない道に堅く立ちます。

 反面、主を知る者(愛する者)の姿はどうでしょうか。彼は全地に満ちた神様を歌います。神様の愛は、天に至るほど無限であり、その真実は雲にまで及び、その義は山のようであり、その公平さは広くて深い海のようです。主は、全地の全ての人と獣たちを、みな顧みてくださいます。主の愛がどれだけ尊いのか、人々は、そのつばさの陰に身を避けます。全能なる神様のつばさの陰こそが、私たちが身を避ける最も安全な場所です。神様の家で私たちは豊かさに満たされます。主は、渇いている私たちのたましいを、楽しみの流れで潤してくださいます。悪者の人生には、本当の喜びと満足がありません。しかし、主の家で、私たちのたましいは本当の満足と喜びを得ます。神様がいのちの源であるので、私たち人間は神様の中で本当のいのちを得ます。主の光の中で、私たちは光を見るようになります。主を愛する者、心が正直な者に、主はその愛と公義を施され、彼らを悪しき者から保護してくださいます。



適用:どんな人が幸いでしょうか

一言:主のつばさの陰に身を避ける人


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