□5月16日(木)
わたしが道である
ヨハネの福音書14:1-6(6)
日毎の糧
イエス様が、「わたしが行く所に、あなたがたは今ついて来ることができません。」(13:36)と言われると、弟子たちの心は騒ぎました。今までイエス様にすべてをかけて従って来たのに、イエス様が離れてしまうなら、一体どうしたら良いでしょう。これからどのように生きたら良いのか、戸惑ったはずです。しかし、弟子たちが覚えなければならないことは何でしょうか。
第一に、イエス様は彼らから完全に離れるのではなく、場所を備えに行ってから、再び来られるのです。イエス様は神の国の王であられ、永遠のいのちを与える方です。イエス様は地上でメシア王国を建設する方だと考えたり、この世で成功させてくださる方だと信じたりするだけなら、必ず失望する時が来ます。将来、イエス様を裏切り、信仰から離れることもありえます。
第二に、イエス様は父なる神様のみもとに行く唯一の道です。「わたしが道であり、真理であり、いのちなのです。わたしを通してでなければ、だれも父のみもとに行くことはできません。」(6)。父なる神様のみもとに行く道、すなわち、私たちが救いに至る道は、イエス様の他にはありません。この方以外には、だれによっても救いはありません。天の下でこの御名のほかに、私たちが救われるべき名は人間に与えられていません(使徒4:12)。イエス様は多くの道の中の一つ(a way)ではなく、唯一の道(The Way)です。地上メシア王国に固執し続けるか、神の国を望むか、そして、イエス様が唯一のいのちの道であると信じるかを、弟子たちが決断しなければならない時が来ました。
祈り:主よ、唯一の救いの道を私たちに示してくださり感謝いたします。心を騒がせずにイエス様の真理と命の御言葉を受け入れるように助けてください。
一言:わたしが道であり、いのちである
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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