□4月23日(火)


民との愛の関係を保たれる神さま


エレミヤ書46:27-47:7(27)

日毎の糧

神様はご自分の民に愛の言葉を語られました。彼らは厳しい懲らしめを経験することになりますが、落胆する必要はありませんでした。神様は彼らを自分たちの土地に必ず連れ戻し、そこで平穏で安らかに生きることができると約束されました。どうしたらこのような事が可能になるのでしょうか。全能の神様、主が彼らと共におられるので可能です。神様は彼らをさばきによって懲らしめますが、それを通して彼らをきよめ、ご自分の民として整えられるのです。神様のご自分の民に対する愛は、決して消え失せることはありません。

 エジプトのファラオがペリシテのガザを打つ前に、ペリシテについて預言がされました。北から水が上って来て、その地のすべて、町と住民に溢れかかり、人々は泣き叫びます。荒馬のひづめの音、戦車の響き、車輪の騒音のため、父たちは我が子を顧みる気力さえ失ってしまいます。この日はペリシテ人が破滅させられる日です。経済大国として国力を誇っていたフェニキアのツロとシドンも彼らを助けることができず、ペリシテ人の出身地であるカフトルも断ち滅ぼされます。その日、ペリシテのガザとアシュケロンの人々は、苦しみのあまり頭を剃り、自分たちの体を傷つけます。というのは、裁かれる主の剣から彼らを助ける者はこの世に誰もいないからです。主の剣が主の命令を受け、静かに休むことなく彼らを罰します。神様は忍耐深く慈しみ深いですが、いったん裁きの剣が抜き放たれると、生き残れる人は一人もいません。まだ救われるチャンスがあるうちに主の前にへりくだり、悔い改めて主に立ち返ることが生きる道です。



祈り:主よ、あなたの民である私と愛の関係を築いてくださり感謝いたします。あなたからの訓練を受けている時にも、私はあなたを信頼します。

一言:神さまはご自分の民を愛されています

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧