□4月24日(水)


モアブの高ぶり


エレミヤ書48:1-47(10)

日毎の糧

モアブは高ぶりに満ちていました。モアブはユダ王国の東側に位置する、気候と地形に恵まれた国でした。それで、自分たちの作り上げた物や財宝に拠り頼み、自分たちを勇士、戦いの豪の者と呼び、経済力と軍事力を誇りました。主に対して高ぶり、イスラエルのことを、頭を振って物笑いにしました。バビロンと同盟を結び、ユダに敵対しました。また、何世紀にもわたって、モアブはイスラエル人を偶像崇拝に引きずり込みました。彼らは実に高慢で、常に心から高ぶっていました。神様はそんなモアブの傲慢に対して、バビロンを送って、彼らの全ての町と谷と平地を根絶やしにすることにしました。バビロンはモアブを徹底的に打ち負かします(10)。

モアブにさばきが下され、ついに、滅ぼされてなくなります。しかし、神様はモアブが滅び失せたことを嘆かれ、心は笛のように鳴るとおっしゃいます(36)。神様は彼らが滅ぶしかなかったことを、悲しまれました。神様は、しかし、終わりの日にモアブを回復させるともおっしゃいます。神様は人々の苦しみやさばきを喜ばれません。神様はすべての人が謙遜にご自分のもとに来て、救いを受けることを望んでおられます。神様は真に恵み深いお方です。



祈り:主よ、偽りの誇りから私を救い出し、謙遜に感謝し、御言葉に従うことができるように助けてください。

一言:高ぶりは神の懲らしめを招く

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧