□3月12日(水)
あなたが神を恐れていることがよく分かった
創世記22:1-24(12)
日毎の糧
神様は、信仰の先祖であり、祝福の源であるアブラハムを最後の大きな試練にあわせられました。神様は、愛するひとり子イサクをモリヤの山に連れて行き、全焼のいけにえとしてささげるようにアブラハムに命じられました。彼にとって、イサクは最高の宝であり、望みでした。また、神様を信じて生きてきた信仰の実でした。人間的に考えると、このような方向をくださる神様を到底理解することができません。しかし、神様は、アブラハムがイサクより神様を愛することを願われました。神様を最優先とすることを願われました。神様を恐れ、善なる主権を信じて従うことを願われました。祝福の源というのは、主を他の何よりも恐れ、その導きに従う者でなければならないことが分かります。アブラハムは、反発しませんでした。黙々と神様の御言葉に従いました。彼は朝早く起きてモリヤの山まで三日間の道のりを歩きました。イサクに全焼のいけにえのためのたきぎを背負わせ、山に登って行きました。そして本当にイサクを縛って祭壇の上にのせ、刃でイサクをほふろうとしました。アブラハムがこのように完全に聞き従うことができたのは、彼の心の中心に神様があったからです。また、アブラハムには、神様が死んだ者を生かすという復活の信仰があったからです(ローマ4:17)。
神様はアブラハムの従順と信仰に感動を覚えられました。それで、すぐにアブラハムの行動を止められました。神様は、アブラハムが自分のひとり子さえも惜しまないのを見て、神を恐れていることを知りました。神様はアブラハムの信仰を大きく認められ、大きな祝福を約束されました。空の星と海辺の砂のように数多くの子孫を約束されました。また、その子孫の中からメシアが生まれることと、そのメシアを通じてサタンを滅ぼし、万民が救われることを約束されました。
祈り:主よ、私が祝福の源らしく、変わることなく主を愛し、恐れ敬う者になるように助けてください。
一言:あなたのイサクをささげなさい
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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