□10月5日(月)
罰せられ死んだナダブとアビブ
レビ記10:1-20(1,2)
聖書本文
10:1 さて、アロンの子ナダブとアビフはそれぞれ自分の火皿を取り、中に火を入れ、上に香を盛って、主が彼らに命じたものではない異なる火を【主】の前に献げた。
10:2 すると火が【主】の前から出て来て、彼らを焼き尽くした。それで彼らは【主】の前で死んだ。
10:3 モーセはアロンに言った。「【主】がお告げになったことはこうだ。
『わたしに近くある者たちによって、
わたしは自分が聖であることを示し、
民全体に向けて
わたしは自分の栄光を現す。』」
アロンは黙っていた。
10:4 モーセはアロンのおじウジエルの子、ミシャエルとエルツァファンを呼び寄せ、彼らに言った。「近づいて行って、あなたがたの身内の者たちを、聖所の前から宿営の外に運び出しなさい。」
10:5 彼らはモーセが告げたとおり、近づいて行き、長服をつかんで彼らを宿営の外に運び出した。
10:6 モーセは、アロンとその子エルアザルとイタマルに言った。「あなたがたは髪の毛を乱してはならない。また衣を引き裂いてはならない。あなたがたが死ぬことのないように、また御怒りが全会衆に下らないようにするためである。しかし、あなたがたの身内の者、すなわちイスラエルの全家族は、【主】が焼き殺した者のことを泣き悲しまなければならない。
10:7 また、あなたがたは会見の天幕の入り口から外へ出てはならない。あなたがたが死ぬことのないようにするためである。あなたがたの上には【主】の注ぎの油があるからだ。」それで彼らはモーセのことばどおりにした。
10:8 【主】はアロンにこう告げられた。
10:9 「会見の天幕に入るときには、あなたも、あなたとともにいる息子たちも、ぶどう酒や強い酒を飲んではならない。あなたがたが死ぬことのないようにするためである。これはあなたがたが代々守るべき永遠の掟である。
10:10 こうしてあなたがたは、聖なるものと俗なるもの、また汚れたものときよいものとを分け、
10:11 また、【主】がモーセを通してイスラエルの子らに告げたすべての掟を、彼らに教えるのである。」
10:12 モーセは、アロンと、残っている彼の息子、エルアザルとイタマルに言った。「【主】への食物のささげ物のうちから穀物のささげ物の残りを取り、種なしパンとして祭壇のそばで食べなさい。それは最も聖なるものだからである。
10:13 それを聖なる所で食べなさい。それは、【主】への食物のささげ物のうちから、あなたが受ける割り当てであり、あなたの子らの割り当てである。そのように私は命じられている。
10:14 しかし奉献物の胸肉と奉納物のもも肉は、あなたと、あなたとともにいるあなたの息子、娘たちが、きよい所で食べることが許される。それは、イスラエルの子らの交わりのいけにえから、あなたへの割り当て、またあなたの子らへの割り当てとして与えられている。
10:15 奉納物のもも肉と奉献物の胸肉は、食物のささげ物としての脂肪に添えて持って来て、奉献物として【主】の前で揺り動かさなければならない。これは【主】が命じられたとおり、あなたと、あなたとともにいるあなたの子らが永遠に受ける割り当てである。」
10:16 モーセは罪のきよめのささげ物の雄やぎを懸命に捜した。しかし、なんと、それは焼かれてしまっていた。モーセは、アロンの子で残っているエルアザルとイタマルに怒って言った。
10:17 「どうして、あなたがたは、その罪のきよめのささげ物を聖なる所で食べなかったのか。それは最も聖なるものだ。それは、会衆の咎を負い、【主】の前で彼らのために宥めを行うために、あなたがたに与えられたのだ。
10:18 見よ、その血は聖所の中に携え入れられなかった。あなたがたは、私が命じたように、それを聖所で食べるべきだったのだ。」
10:19 アロンはモーセに言った。「見なさい。今日、彼らは自分たちの罪のきよめのささげ物と全焼のささげ物を【主】の前に献げたが、このようなことが私の身に降りかかったのだ。今日、私が罪のきよめのささげ物を食べていたら、そのことは【主】の目に良しとされただろうか。」
10:20 モーセはこれを聞き、それでよいとした。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会 許諾番号 4-1009-2
日毎の糧
ナダブとアビブは、アロンの長男と次男であり、アロンを助ける祭司でした。彼らは民に現された神の栄光を見ていました。しかし、本来、主を畏れ敬う心で祭司職を担うべき二人が、かえって主を軽んじる罪を犯してしまいました。彼らは、主が命じられたものではない異なる火を主の前に献げたのです。本来、祭司は主が命じられた火だけを献げなければなりませんでした。
9節で、会見の天幕に入る時の飲酒が禁じられていることから、彼らは酒に酔った状態でこの罪を犯したと考えられています。彼らは「火であれば何でも良い」と思ったのかもしれません。しかし、主の働きは、人間の考えや方法によってではなく、主の命じられたとおりに行われなければなりません。これは、過程より結果を重視し、動機より成果だけを求めるこの世の風潮にも似ています。結局、火が主の前から出て来て、彼らを焼き尽くしました。主は、いけにえそのものよりも、主の御声に聞き従うことを喜ばれる方です(Ⅰサムエル記15:22)。
モーセはアロンとその子らに、髪を乱したり、衣を引き裂いたりしてはならないと言いました。祭司は、死者に近づくことで身を汚してはならなかったため、祭司の務めを離れて彼らを弔いに行くことはできませんでした。
アロンは、悲しみ、怒り、失望、やるせなさなど、さまざまな思いに苦しんだことでしょう。そのような中、普段はモーセを通して語られる神様が、ここではアロンに直接語りかけられました(8)。そして、これからもアロンとその子らが代々祭司として仕え、聖なるものと俗なるものを区別し、それをイスラエルの民に教える使命を与えられていることを示されました。アロンにとって、この神様の語りかけは大きな慰めとなったことでしょう。
祈り: 主よ、自分勝手な方法で仕えるのではなく、主の命じられたとおりに従って仕える者であるように、お助け下さい。
一言:主の命じられたとおりに
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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