聖書別日ごとの糧   >>   サムエル記Ⅱ[2018]

2018年 09月 21日 (金)

サムエル記第二14:1-17(3)
アブシャロムのためのヨアブの計略

ヨアブは、アブシャロムをエルサレムに連れ戻す問題について、神様の御旨を聞きませんでした。彼はダビデ王が連れもどしたがるだろうという考えに基づいて、アブシャロムを連れて来る計略をめぐらしたのです。ヨアブは神様の御旨とは関係なく、自分の知恵で計画しました。最初はうまく行くかのように見えました。ダビデも仕方なく、アブシャロムが来ることを許さざるを得なくなりました。しかし、神様の意志とは関係なく人が謀ったことは、取り返しのつかない深刻な問題を引き起こします。アブシャロムはエルサレムに戻ってきましたが、アムノンを殺した罪には気づきませんでした。むしろ後で、父ダビデに反逆を起こすようになります。私たちは、神様の御旨を聞いて、神様の御旨にふさわしい方法を求めるべきです。その時、人を生かすことができ、美しい実を結ぶことができます。

適用:人の知恵で働きますか、神様の御旨を求めますか

一言:神様の御旨を求めなさい



2018年 09月 22日 (土)

サムエル記第二14:18-33(25)
人々の称賛を受けるアブシャロム

 しかし、彼は、ヨアブが自分を連れ戻してくれたようなものなのに、父ダビデから王宮に呼び迎えられなかったことでヨアブの畑に火を放ちました。 彼は自分に会ってくれない父親ダビデに対して寂しく思い、また積極的に自分と父親の仲介役をしてくれないヨアブに対して不満いっぱいでした。本当は、彼は父親が自分を呼んでくれるまでは待ちながら、慎むべきでした。父親と自分の仲介で困っていたヨアブの立場も配慮すべきでした。しかし、彼は人々からの賞賛と承認を受けるのに慣れていたので、自分を認めてくれず、受け入れてくれないダビデ王に対して、最終的に反逆を起こしてしまいます。承認と賞賛に慣れると、自分勝手に行動するようになります。自分の過ちを深く認めることができなくなります。結局、神様の前に用いられない無益な人になることがあります。

適用:賞賛を受けるのに慣れていますか

一言:賞賛を受けようとするより、神様の前で自分を発見しましょう


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