聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅱ[2004]

2004年 11月 13日 (土)

列王記第二1:1-18
アハズヤをさばかれた神様

Ⅰ.王にさばきのメッセージを伝えたエリヤ(1-6)
 アハブの子アハズヤが王になった後、主の前に悪を行ないました。そうして屋上の部屋の欄干から落ちて病気になりました。ところが病気が直るのかどうか、神様に聞かずに、バアル・ゼブブに聞きました。その時、主の使いがエリヤにさばきのメッセージを伝えるように言いました。「あなたがたがエクロンの神、バアル・ゼブブに伺いを立てに行くのは、イスラエルに神がいないためか。それゆえ、主はこう仰せられる。あなたは上ったその寝台から降りることはない。あなたは必ず死ぬ。」(3,4)。王にさばきのメッセージを伝えることは死を覚悟することです。それで人を恐れる時、さばきのメッセージを伝えることができません。しかしそのメッセージを伝えない時には、それに対する責任を追及されるのです。私たちは人を恐れることより、神様を恐れなければならないのです。神様がどのように話されても、そのように言わなければならないのです。
Ⅱ.王の使いを火で焼いてしまったエリヤ(7-18)
 さばきのメッセージを聞いた王は五十人隊長とその部下五十人を送って、エリヤを捕まえて来い、と命じました。それでエリヤは言いました。「もし、私が神の人であるなら、天から火が下って来て、あなたと、あなたの部下五十人を焼き尽くすだろう。」(10)するとすぐに天から火が下って来て、彼らを焼き尽くしました。そのようなことが二度起こりました。王と、捕まえに来た人々は神様と、神様のしもべを尊く思いませんでした。しかし彼らの中で、神様のしもべエリヤを尊く思った五十人隊長は生かされました。

祈り:主よ!私が神様の御言葉をそのまま伝えることができなかったことを悔い改めます。神様を恐れ、神様のしもべを尊く思うように助けてください。

一言:そのまま伝える


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