聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅱ[2004]

2004年 11月 26日 (金)

列王記第二9:1-37
神様の剣になったエフー

Ⅰ.あなたは、主君アハブの家の者を打ち殺さなければならない。(1-13)
 エリシャは預言者のともがらの一人を呼んで、将軍エフーに油を注いで、イスラエルの王として立てるように方向を与えました。その少年の預言者はまだ幼いですが、聞き従ってそのことを行ないました。彼はエフーに油を注ぎながら、彼がすることを話してくれました。それはエフーがアハブの家を打って、滅ぼさなければならないことでした(8)。神様はエフーを通して、罪を犯したアハブの家をさばこうとされます。
Ⅱ.エフーがヨラムとイゼベルを殺しました(14-37)
 預言者から使命を受けたエフーはどのようにしたのでしょうか。彼はまず同僚の長官たちに預言者の言葉を告げました。すると彼らはエフーをイスラエルの王として宣布しました(14)。エフーはアハブの子どもであるヨラムの所に行って彼を殺し、その死体をイスラエル人ナボテのぶどう園に投げ入れました。それでナボテの血を報いるという神様の御言葉が成就しました。またエフーはヨラムと同じ道を歩んだユダの王アハズヤを殺しました。エフーは次に二人の宦官に命じて、アハブの妻イゼベルを突き落とさせました。イゼベルは、アハブ王が偶像崇拝をし、多くの悪を行なうようにそそのかした張本人でした。その死体を犬が食べたことで御言葉は成就しました。神様はエフーを神様の剣として立て、主のしもべたちの血を流した者たちをさばかれました(7)。神様は人間の不義や罪に対して、必ずさばかれる公儀の神様です。

祈り:主よ!不義をさばかれる公儀の神様を賛美します。指導者たちが神様を恐れ、公儀を行なうように助けてください。

一言:神様は必ず罪をさばかれる


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