聖書別日ごとの糧   >>   列王記Ⅱ[2004]

2004年 11月 30日 (火)

列王記第二13:14-25
五回、六回、打つべきだった

Ⅰ.神様の救いを約束しました
 イスラエルの預言者エリシャが病気にかかり死ぬようになりました。ヨアシュ王は敵からイスラエルをいつも堅く守ってくれたエリシャが死ぬようになると、涙を流して泣きました。恐れる王のためにエリシャは最後の仕事をしました。エリシャは王に矢を射させてから、その矢が主の救いの矢として王がアラム人を打ち滅ぼすまで射ると言われました(17)。次に弓矢をもって地面を打ちなさいと言いました。王は三回だけ打って終わりました。その時エリシャは大きく怒り、王をとがめました。「あなたは、五回、六回、打つべきだった。そうすれば、あなたはアラムを打って、絶ち滅ぼしたことだろう。」彼は追うが神様を信じて敵の国を撃ち滅ぼすまで射ようとする意志と熱心を持つことを願いました。彼は最後まで王を訓練させました。
 神様は私たちがビジョンがなく、熱心がない時、怒りとがめられます。これは私たちに祝福と勝利をくださることを願われるからです。神様は私たちの信仰と熱心が大きければ大きいほど勝利をくださいます。
Ⅱ.神様が契約を覚えられる
 エホアハズの時代にアラム王ハザエルがいつもイスラエルを虐待しましたが、主がアブラハムとイサクとヤコブにされた契約を覚えられ、イスラエルに恵みを施され、憐れんでくださり、滅ぼし尽くすことを望まれませんでした(23)。神様は公儀の神様ですが、また約束の神様であり、恵みの神様です。

祈り:主よ!神様のことをしますが、熱心が足りないです。私に五回、六回打ち、挑戦する信仰と熱心をください。

一言:五六回挑戦しなさい


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