聖書別日ごとの糧   >>   テサロニケ人Ⅱ[2013]

2013年 09月 20日 (金)

2テサロニケ2:1-17
だまされないようにしなさい

1.再臨のしるし(1-12)
 テサロニケの聖徒たちの中には、「主の日がすでに来た」と主張して、聖徒たちを混乱させ、恐れさせる人々がいました(2)。パウロは、このような誤った主張にだまされてはならない、と教えています。イエス様の再臨は、何人かの人が分かるような、何のしるしもなく、秘密のうちに、突然起きるのではありません。必ず、だれにでも分かるしるしの後に、起こります。そのしるしは、不法の人、すなわち滅びの子と呼ばれる敵キリストが登場することです(3)。彼は、傲慢にも、神様の宮に座り、「自分こそ神である」と宣言します。また、多くのしるしと、偽りの力、悪の欺きによって、不義を愛する人々を惑わします。しかし、最後の日に、イエス様が再臨し、彼を殺し、また、だまされた人々もさばかれます(8)。
2.堅く立って、言い伝えを守りなさい(13-17)
 パウロは、テサロニケ教会を選び、救ってくださった神様に感謝しました(13)。そして、終末論者たちのことばにだまされずに、パウロが教えた言い伝えを守るように、教えました(15)。
 この頃も、終末論者たちが、「主の再臨が迫っている」と言って、私たちを不安に陥れる場合があります。私たちは、このような人々に、決してだまされてはいけません。主は、いつ、来られるのか、分かりません。しかし、私たちが霊的に目を覚まして、警戒している時、主がいつ来られても、喜びで迎え入れることができます。

祈り:主よ!私が終末論者たちの言葉に惑わされないように、助けてください。いつ、主が来られても、喜びによってお迎えできるように、信仰をください。

一言:だまされないようにしなさい


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