□9月15日(水)


娘シオンよ、喜び歌え


ゼパニヤ書3:1-20(14)

日毎の糧

 神様はエルサレムの罪悪を現わします。彼らは呼びかけを聞こうともせず、戒めを受け入れようともせず、主に拠り頼みませんでした。民に模範を示すべき霊的指導者たちさえ貪欲で、軽率で、ずる賢く、律法を犯し、聖なるものを冒しました。神様は、彼らがご自分を恐れ、戒めを受け入れれば、裁きの時にその住まいを断ち切らないと約束しましたが、彼らは繰り返し、あらゆる悪事を行いました。過去罪を犯した諸国に対する神様の裁きは明らかでした。神様は諸国の民を断ち切り、要塞を荒れ果てさせました。彼らの通りを廃墟とし、通り過ぎる者はだれもいなくなりました。彼らの町々は荒れすたれ、人は一人もおらず、住む者もいなくなりました。このように神様は悔い改めない者たちに怒って裁きを下されます。

ゼパニヤは、裁きのメッセージから転換して、主の日に臨む救いを伝えました。その日には、偶像を崇拝した異邦人たちが悔い改めて、清い唇で主の御名を呼び求め、一つになって主に仕えます。イスラエルの残りの者は、厳しい状況の中でも恥を見ることがなく、彼らは主の名に身を避けるようになります。その日には救いの回復が完全に行われます。それでゼパニヤは「喜び歌え」、「喜び叫べ」、「心の底から喜び踊れ」と言いました。その日には、主が彼らのただ中におられ、彼らを救われ、彼らのことを大いに喜び、その愛によって彼らに安らぎを与え、高らかに歌って彼らのことを喜ばれます。この御言葉通り、主が私たちとともにおられ、祝福してくださることを望み、喜び歌いましょう。



適用:真の慰めと望みを持っていますか

一言:主は、あなたのただ中におられる

【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。

聖書別日ごとの糧