□5月15日(水)
模範を示したのです
ヨハネの福音書13:12-38(14)
日毎の糧
イエス様は、主自ら足を洗う謙遜と献身を通して、愛の関係が結ばれることを見せてくださいました。イエス様は弟子たちに、「あなたがたもまた、互いに足を洗い合わなければなりません。」と言われました。イエス様を信じる私たちは、イエス様に自分の足を洗ってもらうだけではなく、イエス様に見習って、互いに足を洗い合わなければなりません。罪人である私の足を主が洗ってくださったように、相手の短所やあやまちを担い、寛容な心で赦し合い、互いに仕え合わなければなりません。そのためにイエス様は模範として最大限の謙遜と献身を示されました。
イエス様がこのことを弟子たちに示されたのは、普段から弟子たちの間で競争心や互いに無関心な態度があったからです。また、この後ユダが裏切り、ペテロがイエス様を三度否定し、他の弟子たちもイエス様を見捨てて逃げてしまうことを正確に知っておられたからでした。自分たちの罪によって躓くしかない弟子たちが、イエス様の十字架と復活を通して世界に出て行き、福音を宣べ伝えるためには、「互いに愛し合いなさい、わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。」という主の戒めが必要でした。イエス様がされたように私たちが隣人を愛する時、私たちはイエス様の愛によって一つになる愛の共同体になることができます。そして、イエス様の弟子であることを世に示すことができます。
祈り:主よ、私たちに謙遜と献身の模範と互いに愛しあうキリストの愛を示してくださり感謝します。主のように隣人を受け入れ赦す者になるように、助けてください。
一言:互いに愛し合いなさい
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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