□10月2日(水)
わたしがあなたがたの神である
エゼキエル書 20:1-26(7)
日毎の糧
イスラエルの長老たちの何人かがバビロンの苦難がいつ終わるのかを主に尋ねたくて、エゼキエルのもとに来ました。しかし神様は彼らの質問に対してお答えにならず、彼らの忌み嫌うべき罪を咎められます。神様はイスラエルを選び、彼らの神様になられました。神様は彼らをエジプトから導き、乳と蜜が流れる麗しい地に入れることを誓われました。「わたしがあなたがたの神、主である。」彼らは当然、神であられる主に頼り、仕えなければなりませんでした。しかし彼らは神様から離れ、偶像を慕いました。偶像を投げ捨てよ、という神様の命令にも関わらず、彼らはカナンの偶像を投げ捨てず、エジプトの偶像も捨てませんでした。
神様はご自分の名のためにイスラエルをエジプトから導き出されました。そして荒野で彼らにおきてと定めを教えられました。これは人が行えば、それらによって生きることのできる命の道でした(11)。また神様は、偶像で汚れた彼らを聖別する主であられることを知らせるために、安息日を与えしるしとされました。しかし彼らは定めをないがしろにし、安息日を甚だしく汚しました。このような彼らに向けて、神様は荒野で憤りを注がれ、罪を犯した彼らを約束の地に入らせませんでした。
荒野で生まれた次の世代も同じように逆らいました。主は憤りを彼らの上に注ごうとされましたが、主はご自身の名のために、そうされませんでした。しかし、神様は逆らい続けた民を諸国の民の中に散らし、国々へ追い散らすと荒野で誓われました。それでも、イスラエルがカナンの地に入ることができたのは、神様がアブラハムに約束された契約があり、滅びるしかない民への主からの恵みとあわれみがあったからです。
祈り:主よ、私が心の奥にある偶像を捨てて、神様の御言葉に聞き従い、安息日を聖別できるように助けてください。
一言:私たちの神、主
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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