□12月20日(金)
アドナイ・シャンマ、主はそこにおられる
エゼキエル書47:13-48:35(48:35)
日毎の糧
神様はイスラエルの十二部族に相続地を割り当てて下さいました。8節からは、奉納地について詳しく説明しています。まずは、聖なる地を区別してその中央に主の聖所があるようにされました。この区域は、ツァドクの子孫の聖別された祭司たちのものです。なぜなら、ツァドクの子孫たちは他のイスラエルの子孫たちのように神様を蔑ろにしなかったからです。レビ部族には、祭司たちの地域の境界線に接して割り当てられました。この地は神様が聖別された主への聖なる地であるため、売ったり地を取り替えたりしてはならないとされました。神様は町の位置と規模、用途を定めてくださいました(15-20)。また、君主のための割り当て地の位置と規模も定めてくださいました(21,22)。神様は、 民のご自身に対する信仰を念頭に置きながら地を割り当てられました。恵みをしばしば裏切ったダン部族は神殿から一番遠くに配置されました(士師記17,18章)。半面、分裂王国の時代にも最後まで神様に仕えたベニヤミン部族は神殿の近くに配置されました。将来、私達は神様に対する信仰に従って相続地を割り当てられるでしょう。
神様が建てるようにされた町の四方にそれぞれ三つの門があります。その門の名前は、各部族の名を取って付けました。神様はその町の名を「主はそこにおられる(ヘブライ語でアドナイ・シャンマ)」と名付けてくださいます。神様は、ご自分の民に与えられた町、そこにおられます。神様はそこでご自分の民たちの中に永遠におられながら交わることを願われます。これが、ご自分の民を回復させて町を与えられた究極の目的です。罪と咎の中で死んでいた私達を救ってくださった究極の目的もここにあります。
祈り:父なる神様、私たちが将来、永遠にあなたと交わり、礼拝できる都に住むようになる、そんな想像もしなかったビジョンを与えてくださり感謝します。
一言:アドナイ・シャンマ
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」