□10月5日(土)
破れ口に立つ者を求めた
エゼキエル書 22:1-31(30)
日毎の糧
神様はエルサレムを、流血の都、偶像を造って自分を汚す都だと言われます。今や神様のさばきの日が訪れようとしていました。神様は民を、諸国の民のそしりとし、すべての国の笑いぐさとされます。エルサレムはどんな罪を犯したのでしょうか。君主たちは、父や母を軽んじ、在留異国人を虐殺し、みなしごや、やもめを虐げていました。エルサレムの民は神様の聖なるものをさげすみ、安息日を汚しました。ある者たちは、血を流そうと他人を中傷し、ある者は丘の上で食事をし、ある者はみだらなことをしました。エルサレムはあらゆる性的不道徳を行い、堕落し、利息と高利を取っていました。そうこうしながら民は神様を忘れていました。神様のさばきがあると思ってもいませんでした。主が長い間忍耐されていることを軽んじていました。しかし、神様はエルサレムを必ず罰します。エルサレムの民を諸国の民の中に散らし、国々に追い散らし、汚れを全く取り除かれます。そして諸国の民が見ている前で、ゆずりの地を与えられます。このときになって、彼らは神様が主であることを知るようになります。
神の民は、炉で溶かす必要がある役に立たない金かすのようなものでした。それで神様は彼らを怒りで溶かしてしまうでしょう。神様は再び、預言者たち(25,28)、祭司たち(26)、高官たち(27)そして民衆(29)の罪を指摘されます。彼らは上から下まで罪にまみれていました。神様は地を滅ぼすことがないように、石垣を築き、破れ口に立つ者を探しました。しかし、誰も見つかりませんでした。それで神様は彼らの上に憤りを注ぎ、激しい怒りの火で彼らを絶滅させ、彼らの頭上に彼らの行いを返されます。
祈り:主よ、私たちのためにイエス様が破れ口に立ってくださったことを覚え、感謝します。私も、他の人のために破れ口に立つことができるよう、日々、悔い改め祈れるように導いて下さい。
一言:イエス様が私たちのために破れ口に立っておられる
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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