□10月6日(主日)
わたしのものであったのに
エゼキエル書23:1-49(5)
日毎の糧
愛する妻や夫が浮気をするなら、どうしますか。これは大変許し難いことです。ところが、イスラエルがそのようにしたのです。本文は、オホラとオホリバの二人の姉妹のことをイスラエルに例えています。姉オホラはサマリアを、妹オホリバはエルサレムすなわちユダを表しています。この二人は、処女のときから、すでにエジプトで淫行をしました(3)。しかし、彼女たちは神であられる主の御恵みによって救われ、主のものとなっていました(5)。だから、主を夫とし、汚れのない清い生き方をすべきでした。ところが、彼女たちは、過去の罪の習性を捨て切れませんでした。主はこのような彼女たちを、自分たちの恋い慕ったアッシリアに渡されました。妹オホリバは、姉を見て教訓にすべきでしたが、むしろ、姉の淫行よりひどかったのです。アッシリア人だけではなく、カルデヤのバビロン人をも恋い慕いました。主である神様はこのようなオホリバもバビロンによって罰せられました。オホリバは、物笑いとなり、あざけりとなります。
ユダがこれほどの深い霊的な淫行に陥ってしまった理由は何でしょうか。神である主を忘れ、自分のうしろに投げやったからです(35)。自分たちを救ってくださった主を忘れたとき、この世のものにより頼んでしまうのです。主は、自ら去ってゆく者を無理やりご自分のもとに留めることはせず、彼らが恋い慕うものに渡されます。しかし、恋い慕ったものはしばらくの間は快楽となりますが、最後にはその結果の責任を負うことになります。私たちが恋い慕うものは、結局は私たちを駄目にし、みじめにさせ、破壊します。名声も、お金も、仕事も、世も、私たちを愛してはくれません。むしろ、健康や時間、神様との関係など、多くの犠牲を容赦なく求めてきます。神様こそが、私たちを愛し、助け、平安を与えて下さる方です。イエス・キリストがその証です。私たちが主であられる神様だけを慕い求めるように祈ります。
祈り:主よ、私たちが、ただ神様だけを信じ、愛し、霊的な貞操を守るように助けてください。
一言:霊的な貞操を守ろう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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