□12月30日(月)
あなたはわたしと
ヨハネの福音書13:1-17(8) 年末特集
日毎の糧
過越しの祭りの前夜のことです。イエス様はこの世を去り、父のみもとに行くべき時となったことを知っておられました。イエス様は弟子たちを最後まで愛されました。しかし、弟子の中ではどうでしょうか。イエス様を裏切るユダがいました。また、他の聖書を見ても、この時弟子たちは内部で競争をしていました。誰が偉いかと比べあっていたのです。イエス様が弟子と一緒にいる時間はもう残されていません。それでも弟子たちはこのような有様でした。では、イエス様は弟子たちの至らなさを責められましたでしょうか。イエス様は最後まで愛されました。そしてその愛する行動を実践されました。夕食の席で立ち上がり、上着を脱ぎ、手拭いをとって腰にまとわれました。それからたらいに水を入れて、弟子たちの足を洗い始められたのです。それは奴隷がするようなことでした。ペテロは申し訳なさからか断ろうとしましたが、イエス様はペテロを洗わなければ、ペテロはイエス様と関係がないことになると言われました。これはイエス様が互いに足を洗い、弟子たちが互いに愛し合うことを願われたことです。弟子たちへイエス様は模範を示されたのです。それが弟子たちとわずかな時間しか残されていないイエス様の教えられたことでした。イエス様は最後まで弟子を愛しておられたのです。
イエス様がこのような仕事を買って出たということは、それはクリスチャンもキリストを習い、人を愛し、最後まで愛し、イエス様のように敬虔になることを教えるためです。あなたの2024年はこのキリストに喜んで従ってきたでしょうか。この一年を歩んできた私たちをイエス様は今年の終わりも愛してくださいます。愛して、関わろうとされています。あなたの全ての過ちと罪を拭ってくださるイエス様に感謝しましょう。今年も主はあなたと共におられました。
祈り:この一年が終わろうとする中で、自分の至らなさや足りなさが目につきます。それでも愛しつづけ、わたしと関わってくださる主に感謝します。あなたにきよめられ続けるように祈ります。
一言:イエス様との関わり
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」