□10月20日(主日)
あなたに礼服を着せよう
ゼカリヤ書3:1-10(4)
日毎の糧
四番目の幻は、不義を除き、本来の身分に回復させる内容です。サタンは、大祭司ヨシュアと敵対しました。彼は捕囚の地からエルサレムに帰還したユダヤ人たちの指導者の一人です。サタンは、ヨシュアの個人的な罪か、あるいは大祭司として担っているイスラエルの民全体の罪を、主の法廷に訴えたのでしょう。しかし、主はヨシュアを火から取り出した燃えさしにたとえ、サタンの訴えを退けます。主は、ヨシュアのよごれた服を脱がせ、彼の頭にきよいターバンをかぶらせ、祭司の礼服を着せます。こうしてヨシュアの祭司の身分は回復され、祭司として務めるようになりました。これは、イスラエルがこの世に対して、祭司の国として回復する、という意味です。主は火から取り出した燃えさしから若枝が出るようにしてくださいます(8)。普通なら火から取り出した燃えさしは、燃やすか捨てるかします。しかし、主は半分くらい燃やされたものを火から取り出し、その木から若枝が出るようにします。そして、「ぶどうの木の下」と「いちじくの木の下」に、すなわち、豊かな宴会に招いてくださいます(10)。イスラエルはよごれた服を着てバビロン(火)で燃やされました。主は、半分ほど燃やされた彼らを、火から取り出してくださいました。彼らの汚れを除き、礼服を着せてくださいました。そして、その木から若枝が出るようにしてくださり、再び実を結ぶようにしてくださいます。豊かにしてくださいます。
罪のゆえに火から取り出された木のようになっている自分の姿を見ると、絶望的な考えが生じます。しかし、イエス・キリストを通して神様の御前に出て行くなら、神様はよごれた服を脱がせてくださいます。きよい礼服を着せてくださいます。この世に対して王である祭司となるように回復させてくださいます。そして、半分くらい燃やされた木から芽が生えるようにしてくださいます。ぶどうの木といちじくの木の下に招いてくださいます。私たちの神様は救い主、復活の主です。
祈り:私を罪から救い出し、きよい礼服を着せてくださる神様に感謝します。私が王である祭司としてふさわしい人生を送れるように助けてください。
一言:美しい救い
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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