□10月29日(火)
恵みと嘆願の霊を注ぐ
ゼカリヤ書12:1-14(10)
日毎の糧
12章は、再びイスラエルに対する主の警告です。神様は全ての世界を創り人間を造られた方です。この神様が、エルサレムを、その周りのあらゆる国々の民を、よろめかせる杯にすると宣言されます。エルサレムを侵略して神様の民たちを苦しめた者たちは、酒に酔っぱらった者のようによろめくようになります。また、神様はエルサレムをすべての民族にとって重い石とされます。天下のすべての国々がエルサレムを攻めに集まってきますが、それをかつぐ者はひどく傷を受けます。「その日」、つまり主の定められた日に、神様はすべての馬を打って驚かせ、その乗り手を打って狂わせます。人々は軍事力、外交力、名誉、権力を重んじ、自分たちの強さを誇ります。そしてその強さを誇って神の教会を迫害します。しかし、神様が大能の力で彼らを打たれると、彼らは馬から落ちた者のようになります。本当に強い人は、自分の弱さを知って、へりくだって神様に頼る人です。
神様がユダ族とともにおられ、彼らを救い、彼らをかくまってくださる時、周辺の国々から踏みにじられていた彼らは、強くなります。彼らの神、万軍の主がエルサレムの住民の力となります。神様がエルサレムの住民を保護し、かくまってくださる時、彼らのうちのよろめき倒れた者も、ダビデのようになり、ダビデの家は神のようになり、先頭に立つ主の使いのようになります。神様は、悔い改めて神様に立ち返る者たちと一緒にして下さいます。ところが、悔い改めることも、神様が恵みを注がれる時に可能です。神様はダビデの家とエルサレムの住民の上に、恵みと嘆願の霊を注いでくださいます。そうすると、彼らは嘆き悲しみながら罪を悔い改め、真心から神様に立ち返るようになります。私達も神様に出て行き、私たちの住む町、国の人々の上に「恵みと哀願の霊を注いでください」と祈り求めましょう。
祈り:本当の強さは、自分の弱さ、罪、咎を認めて、へりくだって主に頼る時だと学びます。どうか私の上に、またこの国の人々の上に、恵みと嘆願の霊を豊かに注いでください。
一言:恵みと嘆願の霊
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
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