□11月21日(月)
必ずそのとおりにしよう
列王記第一1:28-53(30)
日毎の糧
預言者ナタンの話を聞いたダビデは、バテ・シェバを近くに呼び寄せ、ソロモンを王にすると誓いました。その際、「主は私のたましいをあらゆる苦難から贖い出してくださった。」と告白しました。ダビデは自身の人生を通して、あらゆる苦難から救いだしてくださる主、神様に出会いました。サウル王の疑いにより、常にいのちの危険にさらされましたが、その中にあっても主なる神様は、ダビデのいのちを守り、御言葉どおりに彼をイスラエルの王として立たせてくださいました。主は約束されたことを必ず成し遂げ、いのちを守るお方です。
ダビデはバテ・シェバに以前約束した通りにソロモンを王として立てようとしましたが、アドニヤが反乱を起こし、王子同士で王位争いを起こしかねない状況にありました。ほかの人であればこのような時、政治的な妥協を試みたかもしれません。以前とは状況も変わったからと、約束の内容を考え直すかもしれません。しかし、ダビデはイスラエルの神、主にかけて誓ったことを守ろうとしました。ダビデは、祭司ツァドクと預言者ナタン、それにベナヤを呼び、ソロモンに油を注いで王とするように命じました。ダビデが主への誓い通りに行ったとき、民はこぞってソロモンを王として認めました。アドニヤに従っていた人々も散り散りになり、アドニヤは祭壇の角を握って、命乞いをするしかありませんでした。
アドニヤが王になろうと勢力を伸ばしていましたが、ソロモンを王として立てるのが神様の御心であることをダビデは知り、御旨に従いました。神様が真実な方であることを、身をもって知っていたので、ダビデは自分の誓いを守れたのです。また、神様の御心をなそうとする際、神様が働いてくださることもダビデは知っていました。それで、彼はすべての危険を押し切ってでも、ソロモンを王として立てることができました。
祈り:主の御心を知り、従うことであなたが働いてくださることを学びます。ダビデのように、どんな時にもあなたの御心を求め、その通りに行えるよう、私を助けて下さい。
一言:誓い通りに行いましょう
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
(お問い合わせページのリンク先)」