□12月8日(主日)
わたしは自分でわたしの羊を捜し出す
エゼキエル書34:1-31(11)
日毎の糧
神様は、イスラエルの指導者たちを神様の羊を養う牧者としました。しかし、イスラエルの指導者たちは自分たち自身を肥やしました。彼らは脂肪を食べ、羊の毛を身にまとい、肥えた羊をほふりましたが、羊を養うことはしませんでした。本来、牧者は弱った人を強め、病気の者をいやし、傷ついた者を包まなければなりません。ところが、イスラエルの指導者たちは民の牧者としてやるべきことをしませんでした。そのため、牧者がいない状態の羊たちは、散らされ、あらゆる野の獣のえじきとなりました。
時になると、神様は牧者たちに羊の群れに対する責任を問われます。彼らの手から神様の羊を取り返し、彼らに羊を飼うのをやめさせます。神様は悪い牧者たちの代わりにご自身で羊を捜し出し、世話をされます。国々の民の中から彼らを連れ出し、彼らの地に連れて行き、彼らを養われます。傷ついたものを包み、病気のものを力づけられます。イスラエルの指導者たちは羊たちのいのちより自分たち自身を肥やしましたが、神様は羊たちのいのちと幸せのために最善を尽くされます。イスラエルの民を救い、彼らが二度とえじきとならないようにされます。また、神様の羊を牧するひとりの牧者、神様のしもべダビデを起こされます。ここで、「わたしのしもべダビデ」とは、究極的にはイエス様を指します。イエス様は良い牧者です。イエス様は羊のためにご自分のいのちを捨てます。イエス様の血によって私たちは神様と和解し、真の自由を得ることができます。
祈り:イエス様、私の良い牧者になって下さり感謝します。生涯、主の御声を聞き、主に似た良い牧者になるように助けてください。
一言:私は主の牧場の羊
【日ごとの糧】(daily bread)とは
【日ごとの糧】は個人的に、毎日欠かさず聖書を黙想し、生活と一体化するよう助ける案内書です。今日の御言葉を毎日黙想するためのQT教材です。
三ヶ月ごとに定期的に出版し、4年間で聖書全巻を学ぶことができるように編集されています。
教会の早朝祈り会、家庭礼拝、その他の集まりで今日の御言葉として活用されています。
特に、このような集まりで受けた御言葉の恵みを書いてお互いに発表すれば、聖徒の交わりと信仰の成長に大きな助けとなります。
弊宣教会は1968から【日ごとの糧】を出版しており、現在も複数のスタッフ(幹事、牧師)によって執筆され、3ヶ月ごとに定期的に出版しております。日本UBFの日ごとの糧は、英語・韓国語の日ごとの糧を元に翻訳・編集されたものです。
「日ごとの糧に関するご意見・ご要望、メール配信希望・配信停止については、以下のリンク先よりお問い合わせください。
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